エコ工房が大事にしていること

“家は環境”という考え方

木の天井と無垢床、庭を望む大きな窓がある温かみのあるリビングダイニングの画像

家は⼈間が⼈⽣の中で最も⻑い時間を過ごす空間。 故に、住環境は⼈間にとってもっとも身近で、もっとも影響を受ける環境となります。 家づくりは⼈⽣のベース環境づくり。 私たちは表面上は家を造っているわけですが、その本質は全てのベースとなる環境を造っているのだと考えています。

家の悪環境が引き起こすもの

シックハウス症候群とは?

ソファで安らぐ女性

シックハウス症候群という言葉を聞いた事はあるでしょうか。家の悪環境が引き起こす病気です。

風邪みたいに誰でもなるわけではないので世間一般に広く認知されてはいないかも知れませんが、アレルギーと言い換えれば身近でしょうか。 シックハウス症候群とは、家の悪環境が引き起こすアレルギーです。 アレルギーとはあるものに対して⼈間が持っている免疫が過剰に反応する状態。シックハウスというアレルギーは、家を構成する材料から発せられる揮発性の化学物質を吸い込むことによって引き起こされます。 大事なのは、ケガやウィルス性の病気と違い⼈間が皆持っている免疫反応による疾患という事です。つまり、個⼈差はあれど誰にでも平等に起こり得る病気です。 治療すれば治るケガでも、予防すれば防げる風邪でもなく体の自然反応。

もし、毎日⽣きている家の中の環境がそれを引き起こしやすい状態だったら、為す術がないわけです。 私たち家づくりを仕事としている者の中でどれだけの⼈がその自覚を持って家を提供しているか。現実に建っている世の中の住宅を見渡していると、非常に危機感を覚えます。 実際に弊社のスタッフの中にも、⽣まれてから20 数年ずっと原因が分からないアレルギーに悩まされ続け、偶然エコ工房のモデルハウスで働きはじめてアレルギー症状が出なくなった事で、家が原因のシックハウス症候群だったのだとやっと判明したという者がいます。

一生に取り込む物質の8割は“空気”

家の空気を、いちばん大切に

私たちが今この瞬間も、どれだけの空気を体に取り込んでいるかご存じですか。体重50kgの人で、一日にご飯茶碗約100杯分(一日に取り込む空気量)。一生に取り込む物質の比率では、空気が約80%を占めます。産地や成分を気にされる食べ物・飲み物は、それぞれ10%にも満たないのです。

約 80 %
一生に取り込む物質に占める“空気”
約 100 杯
一日に取り込むの空気量
10 %未満
食べ物・飲み物の割合

主な原因は2つ。それぞれ、なぜそうなるのかを正直にお話しします。

なぜシックハウスは起こるのか?

主な原因は以下2 つです。 ① 化学建材の大量使用 ② 安易な高気密・高断熱化  

もっと深掘りしていきましょう。

化学建材の大量使用をなぜするのか?

それは、安くて、早くて(簡単で)、見栄えが良いから。

舞い散る木くずと職人の手仕事

スーパーで綺麗にパックされた刺身と市場に並んでいる皮もウロコも付いている魚の違いと一緒です。 そのまますぐ食べれる状態の魚とウロコ落として三枚におろして、、という手間がかかる魚。 前者の方がみんなラクです。我々工事業者にとっても。

しかし、どちらが美味しいかどちらが体に良い材料かは、、皆さん知っての通りです。毎日そんな魚を準備してられませんが、家づくりはほとんどの⼈にとって一⽣に一回。 一回だけであれば、それなりに手間暇かけても良いのでは?と思い、手間暇かける家づくりをおススメしています。 もちろん、昨今の職⼈不足・世の中が求める工事スピード・価格競争という時代背景はあります。 家を求める⼈達も、早く欲しい、安く欲しいと言っていますもんね?

なので、決して一方だけの責任ではないのですが、そうであればせめて安い、早いというメリットばかり伝えるのではなく公平にデメリットも伝えた上で、嘘や偽りのない正直な家づくりをして欲しい。家を求める⼈もそれを分かって納得した上で、自らの判断で家づくりを行って欲しいと願っています。

安易な高気密高断熱をなぜするのか? 

高気密高断熱と謳えば売りやすいから。

家づくりもビジネスですから売らねばならない。そして今の流行りは高気密・高断熱。 であれば誰でもそういう家を造らねばと考えると思います。

しかしながら、もうお気づきかも知れませんがもしシックハウスを引き起こす素材で造られた家を高気密高断熱にして密閉状態にしてしまったら、皆さん察しの通りでゾッとするかと思います。 あまり大きな声では言えませんが、実際にそのことによる深刻な被害も報告されており、多指症という正常より指の数が多い赤ちゃんなどは高気密高断熱の家が多い北海道などで多いとも言われています。

その逆に、空気環境の良い家で育った⺟親からは⻘いへその緒の赤ちゃんと呼ばれる、透き通ったへその緒をしている赤ちゃんが⽣まれるなど良い報告もあります。 良い報告が増えると嬉しいですね。 この透き通ったへその緒の赤ちゃんは、昔はそれが普通だったとも言われており、化学による素材などがそもそも無かった時代ですからそれも当然かと思います。

温かい親子の触れ合い

対策は?

「ゼロ以外は不合格」という基準

当然ながら、問題が起これば後から法律も改善されていきますので、今ではシックハウス対策がされている材料が流通しています。 しかし、よくある通りで完全にゼロではないんですね。法律はあくまでも抑制。 逆に言うと、ある基準以下であればどれだけ使用してもOK という国からのお墨付きとなります。

さらには24 時間強制換気を義務付けするという法律。 シックハウス前提のその場しのぎと言いますか後付けと言いますか、、解決になっていない対策が声高に掲げられている事には怒りを通り越してあきれてしまいます。 住む⼈目線に戻りまして、ここで大事なのは「抑制」や「対策」で良いのは国の統計だけだという事です。 国にとっては1 億⼈分の1 かも知れませんが、一⼈の⼈間、一つの家族にとっては1 分の1 のかけがえのない健康。

家族の中でかかったのが一⼈だけならまあ上出来でしょう。 とは、決してならないでしょう?なってはいけないのです。 造り手側の身勝手な都合によるシックハウスという病気は、ゼロ以外は不合格。ゼロでなければ絶対にダメなのです。

そのため弊社でも、そもそも今現在化学建材で造られた家で暮らしている、もう建ててしまった、、という方に対してもシックハウスの原因となる化学建材が発する揮発性の有害物質を無効化する工事などの対策をお手伝いしております。

エコ工房の宣言

脱・ビニールクロス!

リビングの親子

前述したように、需要側・供給側それぞれの事情はあれど、大事なのは再三お伝えしている、「家族の中でかかったのが一⼈だけならまあ上出来でしょう。とは、決してならないでしょう?なってはいけないのです」という事です。

なので、我々はシックハウスの要因になり得るような材料では決して家を造らない。造りたくない。 そうでなければ造らない方がマシ。と考えておりますので、「脱・ビニールクロス!」宣言をしています。

ビニールクロスの家は我々は造らない。造りたければ他に行って頂いて構わないと考えております。 では、エコ工房の家の壁や天井は何で出来ているのか?と言いますと、与那国島化石サンゴの塗り壁です。 これがまた面白い材料でして、少しご紹介させて下さい。

デトックスも栄養補給もできるミラクル素材

与那国島化石サンゴという選択

恐⻯が誕⽣するより2 億3000 万年も前の約4 億6000 万年前から。地球が誕⽣してからのおよそ10 分の1 の時間を⽣きてきた、最も原始的で最も地球と共⽣してきた天然素材であるサンゴ。 後にミラクル素材と呼ばれるこのサンゴの化石の研究・開発に⽣涯をかけてきたのがコーラルインターナショナル株式会社の山川社⻑です。

ありそうでない天然100%化石サンゴは劣化しない。劣化しないため何もせずにそのまま消費者の下へ届けられる。 この化石サンゴは、天然100%のまま、つまり採ったそのまま神奈川県相模原の加工場へ運ばれ、そこで山川社⻑の想いはGENSEN の太⽥社⻑の手に渡り、塗り壁材として応用されます。

この想いのバトンの最終走者である我々山六木材は、アンカーとしての使命を果たさなければならないといつも考えています。 このミラクル素材を家の壁や天井に塗った場合の効果は当然ながら凄まじく、ざっとお伝えしますと以下14 項目ほどあります。

代表のストーリー

木に囲まれて育った原体験

出雲崎の製材工場の家、かやぶき屋根、いろりや土間。おばあちゃん子として育ち、家族の建て替え時には20坪の仮住まいで家族6人が自然と集まりました。狭くても“ほっとする”その経験から、大きさより「家族の時間を快適に過ごせる、居心地の良い空間」を大切にしています。自然素材へのこだわりも、この原点とつながっています。